2004年11月17日

質問その3

ややこしいお話ですが、何卒お知恵をお貸しください。
平成11年の6月に父の経営する零細企業が倒産し、両親は共に自己破産し同時廃止となりました。
父母の共同所有の自宅には、住宅ローンの抵当権の後順位に金融機関の根抵当権が多数張り付いております。(個人間貸借に基づくの抵当権設定はありません。)
なお倒産から5年以上経過しますが、その間自宅の競売等は一切行われておりません。
一方、この5年間市役所から固定資産税の督促通知が頻繁にきておりましたが、昨日きた通知に初めて期限までに連絡しないと差し押さえする旨記載されておりました。

実は、両親に対して私個人から多額の資金援助をしており、可能であれば両親の自宅の抵当権者に対して「時効の援用」を宣言し、抵当権を抹消後、売却して回収できればなどと考えておりました。

そこでご質問なのですが、金融機関に対して「時効の援用」を宣言しないまま、市役所による競売が行われた場合、後順位となる金融機関の「抵当権」は効力を発生するのでしょうか。
また、固定資産税は延滞分も含め5百万円程度に膨らんでおり、今の両親ではとても払えそうにないのですが、両親が他に取れる選択肢はないのでしょうか。
私の家族もこれまで経済的に相当のダメージを被っており、出来ればいくらかでも自宅売却で潤いたいのですが、そうした選択肢はないのでしょうか。(自宅を私名義にするとかは可能なのでしょうか?)
わがまま勝手なご相談ですが、藁にもすがる気持ちでお願いしております。
よろしくお願いします。



posted by アムズ at 08:29| Comment(1) | TrackBack(0) | ローン延滞・競売 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご質問者には気の毒ですが、ご期待されるような回答は出来ません。
なぜなら、私にはそのノウハウもありませんし、そもそも私は、「借りたものは返すべきだ。」と思っている人間だからです。
返せないものを、「死んででも返せ。」あるいは、「草を食べてでも返せ。」と債権者から言われているのならば、まだ、あなたの気持ちも分かります。

しかし、ご両親は自己破産し、同時廃止まで受けているとの事です。
そもそも、自己破産・免責制度があるのは、全財産を投げ出しそれでも完済の見込みが立たなく、それ以上当人を追い詰めても、本人が人間として最低限の生活さえ出来ないだろうとの配慮からです。
免責申請時に「家だけは手放したくない。」と言えば、当然免責は認められません。
ご両親が「家も、他の財産も手放します。」そう言ったからこそ、免責されているのです。
ですから、私の考えでは法の趣旨通り、「全財産を一度投げ打つべきだ。」となります。

更に、私の考えはともかく、法的にも、「時効の援用ができないか」、と言う事ですが、おそらく破産時に時効が10年になるよう、債権者側で手続きが取られているのではと思います。
よって時効は、まだ時期が到来していないのでは?
ただ、私は金融機関の人間でも無く、法律家でもないので、ここのところは正直よく分かりません。
当時金融機関から来た書類、交わした書類を持って、弁護士に相談されたほうが、良いと思います。
破産を担当した弁護士、あるいは弁護士会や市が開く相談会で、相談されましたか?
「弁護士に、借金を帳消しにする方法を聞いても・・・」と思っているのなら、心配はご無用です。
私の経験で言えば、このようなケースなら弁護士は、出来る出来ないを即答できるはずですし、法的に「出来る・出来ない。」は言っても、「道義的に云々」は言いません。
安心して、相談されたら良いと思います。

2つ目のご質問の、「固定資産税が払えない。」との事ですが、5年で500万円との事。
この相談内容では分かりませんが、1年で100万円もの固定資産税は普通の自宅ではないように思います。
ひょっとして、賃貸住宅併用のご自宅ではないのでしょうか?
そうであれば、債権者がなぜ5年も競売にかけていないかが、理解できます。
家賃を債権者が受け取っているのではないでしょうか?

いずれにせよ、固定資産税は収入や、財産の無い人から取ることは出来ません。
固定資産税は市税で市は、収入の無い人間からも徴収して、最低限の生活をもおびやかすようなことが出来るはずも無く、逆に最低収入は保障する立場だからです。

相談者はご両親に貸したお金を一部でも、両親の自宅売却によって取り返したいとの事ですが、あかの他人に貸したのであれば、本人の破産によって、もともと取り返せない債権になっていたはずです。

「他人に貸して、戻ってこないよりは、まし。」、そう考え、あきらめられたらどうでしょうか。
Posted by maki2103 at 2004年11月18日 08:11
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